「サクラっこ おはよう!」
どんぐりのおうちから 学校にいこう
きなりちゃんは ようせいの サクラっこにあいさつ
きょうも いってくるね
きなりちゃんが 通(かよ)っている もりのがっこう
「きょうは どんな1日(いちにち)に なるかな?}
「キーンコーンカーンコーン」
みんな 自由(じゆう)な時間(じかん)に
学校(がっこう)にきてはかえって
そんな森の学校(もりのがっこう)の1日(いちにち)
ぺたぺた あるいて
あさはやく きなりちゃんは
いつもより はやく がっこうにきました。
「あら、きなりちゃん。ごきげんよう」
「きなこちゃん おはよう!]
となりのクラスのきなこちゃん
「きょうは おはやいのね!」
「うん、ちょっとね」
きょうしつまでいこっと・・・ぺたぺた ぺたぺた
あっ。
”あの寝(ね)ぐせがぴょん ってしてて
きろいの あのぼーっとしてる かおの こは・・・
カッピーだ!・・・どうしよう・・・”
”はずかしいんだよなあ・・・でも・・・”
ぺこり
「おはよう」
「おはよ」
”カッピーはず~っとぼ~っとしてて、なまけものなんだ。なにを考(かんが)えているか 分(わか)らない”
教室(きょうしつ)に入(はい)って・・・
「きょうは なんの授業(じゅぎょう)だろう?」
「えっと・・・きょうは・・・」
「1げんめ くもののりかた」
「2げんめ おひるね」
「3げんめ にどねの じゅぎょう」
”忙(いそが)しい日(ひ)かな?” きなりちゃんはそう思(おも)いました。
「じゃあ、こうしゃのまえに いこう!」
「それじゃあ、これから くもの のりかたを おしえま~す」
「くもにのるのは かんたんでは ありませ~ん!
ちゃ~んと、せんせいの やりかたをみて
まねて やってくださ~い!」
せんせいは いきなり
むぎゅー!
くもくんを ひっぱりました・・・
「これから このくもに のっていきま~す」
でも、、、いきなり ひっぱられて ごきげんななめな くもくん
”だいじょうぶかなぁ・・・”
ズズ、ズズズ、、
「ちょっと、ひっぱらないでくださ~い」
ぎゃくに ひっぱられていく アルパカせんせい
「わたしのいうことを きいてくださ~い!」
アルパカせんせいが さけんでも
くもくんは とっても ごきげんななめ
くもくんは 自由(じゆう)を愛(あい)する気(き)ままな自然(しぜん)の子(こ)
「ぼくはじぶんの 好(す)きなときにとんで、すきなときに おひるねするんだ!」 けっして言(い)うことはきいてくれません。
ぽぴゅん!!!
くもくんは アルパカせんせいを ふりおろすように
とびあがりました!
「いつまでも ぼくをひっぱるなら こうしてやる!」
「うわあああ~~~・・・!」
アルパカせんせいが おそらにつれていかれてしまいます!
「こわいで~す!
だれかたすけてで~す!」
さあたいへん! せんせいが雲の国(くものくに)につれていかれちゃう! おっこちたら もっとたいへん! どうしよう!
「うわあああ~!せんせいが
おそらにつれていかれた~!」
みんな大(だい)パニック!
ボウも、くまちんも、ぴょんちゃんも大(おお)あわて
「ど、どうしよう・・」
「みんな おなかが すいているんだよ」
カッピーは くもくんたちが
おなかをすかせていることを しりました。
「だから ごきげんななめ なんだかぴね。」
カッピーは 葉(は)っぱでくるんだ お弁当(べんとう)をとりだしました。
ぐぎゅるるる~ 「おなかすいたな~」
くもくんは おにぎりが たべたいみたい
「でもこれは ぼくがつくった とってもたのしみな おべんとう」
「うーん、うーん、、、」
クンクン クンクン いいにおい。
カッピーはとっても楽(たの)しみにしていた、
じぶんでつくった たった2つの
おにぎりを あげようか、どうしようか
なやみました。
あげちゃったら きちょうな おこめを
しばらくたべられません。
「うーん、うーん、、どうしよう どうしよう」
・・・
「はいかぴ」
カッピーは まよってまよって、
なごりおしそうに
くもくんに おにぎりを あげました。
「ぼくをのせて いっしょに アルパカせんせいの
ところまで つれていって くれるかぴ?」
「うん!いいよ~!」
くもくんは おおよろこび!
ふわふわ ふわふわ
”だいじょうぶかな カッピー”
ドキドキ ドキドキ ドキドキ ドキドキ
ぼ~っとしている なまけもののカッピーが
あんなに ゆうかんなの?むぼうじゃないの?
きなりちゃんは とってもしんぱい
「あんなに おそらまで いってるかぴ」
ずいぶん とおくまで いっちゃってる アルパカせんせい
「ねえ くもくん もうすこし はやく はしれるかぴ?」
「う~~ん!モグモグ モグモグ!おいしいおいしい!」
くもくんは カッピーのはなしを きいていないみたい
でも・・・
ぴゅーーん!
はやいはやい!
おいしいおいしい!
くもくんは おにぎりのおいしさのあまり
とってもはやい!
はやいはやい! もうすぐもうすぐ!
「おーい!くもくーん!おにぎりあげるかぴー!!!」
ごきげんななめ だった くもくんは
クルッとふりかえると「え?おにぎり!?」
と とっても ”ごきげん”に!
しばらくして・・・
「あ、カッピーとせんせいがもどってきた!」
なんとか ふたりとも ぶじにかえってきたみたい
くもくんは じゆうきままな 自然の子(しぜんのこ)
いうことは きいてくれないね!
”よかった・・・”一件落着(いっけんらくちゃく)。むねをなでおろしたら・・・
「あれ・・・なんだろう、ドキドキ・・・する?・・・わたし、、、カッピーくんが・・・キラキラして・・・みえて・・・」
ぱあああ!
”ま、、、まぶしい・・・!カッピーくんが・・・わたし・・・!”
きなりちゃんには なんででしょうか カッピーがキラキラ見(み)えるみたい・・・
なんでだろう?このきもちは・・・
つづく